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どこにそんなバイタリティが・・・?と思える華奢な菱川さんは、ゆったりとした語り口からは想像もつかないほど、思い切った行動力を発揮してここまで夢を叶えてきてこられました。人生を自分の力で切り開いてきた菱川さんに、仕事への想いと転職の必要性を語っていただきました。淡々とお話する中にも、熱い食への想いが溢れるばかりです。

菱川 章子さん /菓子チェーン企業 商品開発


山口県出身。大きな企業でバリバリ働くなんて向いてない、人のサポートをするほうが向いている・・・そう考え、大学卒業後は法律事務所に勤務。その後広告代理店でマーケティングアシスタントとして働くうちに企画の面白さに目覚める。そんな折、近くに大手ベーグル専門店がオープン。いきいきと働くスタッフ達に魅せられて本社のドアを叩いた。 食に対する情熱が伝わったのか、全く経験が無いにもかかわらず入社を果たし、大型売上店舗の店長を経験したのちに商品開発責任者を務めるまでになった。少数精鋭の企業だった会社も急成長を遂げるが、新たなステップアップを求めて転職を決意。現職では、マーケティング、企画といったこれまでの経験を基礎にメニュー開発として活躍されている。

過去に他業種からの意外な転職が続いてますよね?商品開発の職に就くまで、様々なご苦労があったのでは?

それが、申し訳ないくらい苦労というものは全くなかったんですよ(笑)。
そもそも大学卒業を前に就職を考えた時、大きな組織で仕事をするよりも、こじんまりとした職場で人のサポートをするほうが自分に合っていると考えていましたので、法律事務所に就職したんです。しかし、英文科卒業ですからもちろん法律の知識はありません。スケジュール管理や、簡単な事務処理でした。社会人として不慣れな部分が多く、業務も多忙だったため体調を壊し辞めざるをえなくなりました。 そこで、気楽な立場で働こうと派遣会社に登録し、たまたま派遣された先が大手広告代理店マーケティング部。考える力や手法は、今の仕事の基礎を作ってくれたと思っています。

そこでマーケティングに触れ、企画の面白さを知ったんですね。

そうなんです。元来が向上心が強く転職のアンテナを張っていたせいか、運命の出会いがあって。その広告代理店の近所にベーグル店がオープンしたんです。もともと食べたり作ったりするのは好きでしたが、それを仕事にするなんて思いもしませんでした。でも、その時ベーグル店が輝いて見えたんですよね。早速HPを探してみたら求人しているではないですか!!もう居ても立ってもいられずに応募したんです。今でこそ大きくなりましたが、その時はまだベンチャー企業だったからでしょうか、経験のない私を採用してくれたんです。社長との面接時、同郷であることがわかったり、食に対する思いが一致したり・・・本当にラッキーだったのだと思います。運命だったとも言えます。 でも会社が成長するにつれて、次第にひずみが生まれました。急成長しすぎたのかもしれません。システム化していくノウハウがないまま成長したために、社員にも無理な皺寄せが生まれたり、何よりも安全性ですとかそういった部分の整備に不安が生まれたんです。せっかく私の食への意欲、仕事への意欲を目覚めさせてくれた会社だったのですが、ステップアップのために転職を決意いたしました。

それほどまでに突き動かされた商品開発という仕事は、菱川さんにとってどんな仕事でしょうか?

難しい質問ですね。「商品開発」「メニュー開発」と言った職業はとても人気のある職種ですし、まさか私がその職に就けるとは思っていませんでした。でもやってみて実感したことは、実はとても根気のいる地道な職業なんだと言うことです。最近では「フードコーディネーター」などともてはやされていますが、華やかなイメージとは異なり実際は、肉体労働なんですよ。食材を持ち歩いたりとか、例えばカスタードクリームだけでも十数種類のものを食べ比べたりしなければなりません。身体も、胃袋も強靭でなければ続けていけない職業だと思います。
私にとっての始まりは大好きな「食」というものを、毎日考え、作り、お客様にも食べていただき、喜んでいただけると言ったシンプルな考えからですが、これがビジネスとなれば、利益も出さなければならない、作業の効率化も求められる、何よりも美味しいだけでは売れないという、難しい問題があるということです。最近は、素材自体の安全性も求められますから、その調達も大きな課題です。流行っているからという理由で二番煎じ三番煎じの商品が売れた時代とは異なり、その商品のプロフィールを必要とされます。美味しくて安くて、安全で・・・とお客様のニーズは留まるところを知りませんから、利益を出しつつその要求に応える。それが商品開発だと思います。

確かに難しい問題ですね。では、「美味しいだけでは売れない」という現状に対してどう対処なさるのですか?

やはりマーケティングの力が必要です。先ほども申しましたが、美味しいだけでは商品にすることもできないし、売上にも結びつかないんです。結局自己満足に終わってしまうんですよ。私は、幸いにも広告代理店でマーケティングに携わる機会を得ましたし、その必要性についても触れていたんです。もちろん派遣という立場ですからアシスタント的なものではありましたが、その後、食に携わるようになってから、仕事の中での必要性を感じてマーケティングの学校に通い必死に勉強しました。
そのほかには、やはり常に意識した目でマーケットを見るということでしょうか。例えばプライベートの時間にデパ地下に行っても、仕事視点で商品を見てしまいます。パッケージ、ディスプレイ、価格、品揃え、様々な角度からです。正直そんなに細かくチェックしているわけではなく、見るだけだったりなのですが、常に情報をインプットしておくことで、後々の何かの折、アイデアのヒントになったりということが多々あるんです。

菱川さんは、転職をされる上で確実に商品開発という仕事を自分のものにして行っているのですね。
そういう意味でも転職は必要なものだと考えていらっしゃいますか?

はい。必要だと思います。
今では転職って後ろめたいことではなく、自分のキャリアアップのために必要なものだと思うんです。私が参考になるかは別にしても、経験が全くなかった私が、こうして商品開発の職に就いているのも、転職したことで自分のやりたいことがはっきりしましたし、毎日毎日が、いずれ何らかの形で役に立っていくのだと思っています。
万が一失敗したとしても、そこから得るものは確実にあります。むやみに転職することをお勧めするわけではないですよ。ただ、何か現状に疑問を感じたら、何らかの形で変えて行かなければならないのですから、そのひとつとして転職という選択がある、と思っています。

転職を考えていく上で、なぜフードビジネスサービスを選ばれたのでしょうか。

友人から紹介されたんです。 転職をするという話をした際、その友人も使ったことがあり、「よかったよ、登録だけでもしてみたら?」と言われたもので、早速HPを開いて見てみました。
転職サイトや他のエージェントも使ったりしたのですが、フード業界の求人というのは少ないんです。それがフードビジネスサービスは、食に特化しているということで、探していた商品開発の仕事で、興味のあるものを見つけることができました。 でも何しろ経験がなかったですし、違う職種を転々としてきましたからね。やはり難しかったですよ。何度か面接までセッティングもしてもらいましたがダメでした。やはり無理なのかな・・・と思ったこともありました。 でも、担当の方が本当に親身になって企業とのセッティンングをしてくださいました。そして、この会社の商品開発の職に就くことに成功したんです。担当の方も一緒になって喜んでくれて本当に嬉しかったですね。

そう言ってくださって私共も本当に嬉しいです。これからの抱負、展望を教えていただけますか?

私はまだ転職したばかりなので、わからないこともたくさんあります。
『この会社の商品を愛せるかどうか』そう考えた時、『愛せる』という結論がでたからこの会社への転職を決めたんです。ですから、愛する商品をもっともっと良くしていきたいですね!!我が社はこの種の菓子では老舗とでも言うのですか、歴史があります。でも新興勢力に押されていることも事実なのです。
もっと、特色を出しながら多くの方に食べていただきたい。WEBも活用していきたい、通販という道もあります。何でもやっていいよ、そう会社は言ってくれているのです。それに応えなければならないですし、私自身何から手をつけようかとワクワクしているところです。
でも、今はまず現場です。現場を知らなければ何も手を打てないですからね。店舗に入ったり、工場にも行ったりと一つ一つを覚えている最中なんです。頭の中で、問題、課題、守らなければならない物、変えるべき点を考えながらの毎日です。
お客様に美味しいって言っていただける商品を出せるようにがんばります。

菱川さんのエネルギーをこれから転職しようかと考えている方々にも分けていただけませんか?一言エールをお願いいたします。

現状に不満があるのであれば、自分の力で変えなければ何も変わらないということです。転職を含めて、現状を変えるというのは勇気がいることですし、もちろんリスクも伴います。でも、不満を言い続けているより、新しい道を開いて行ったほうが、何かを得ることができると思います。
たとえ失敗したとしても失敗からも得ることがあるはずなのですから!商品開発を目指している方も、必ずなれるとは言えません。それでも、私のように他業種から転身できた人間もいるという事実を忘れないでください。

菱川さんが語るお話は、いとも簡単な出来事のように思えてしまいますが『食』への熱い思いがあったからこそ、現職を掴み取れたのだと思います。 これからも、できるだけ多くの方に愛される商品を、数多く開発なさってください。応援しております。

企画制作/株式会社フードビジネスサービス



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